皆さんこんにちは!
「トレーナー転職のススメ」のぐんそーです!
本ブログでは主にトレーナーに転職したい方や、現在未経験でトレーナーに転職したものの今後に不安を抱えている方に対して発信しております!
今回はトレーナーの転職について、正社員と業務委託の比較について解説していきたいと思います。
トレーナーに転職する際にまず間違いなく、求人サイトを見ることになるかと思います。
求人サイトを見てみると求人の募集欄に「正社員」「業務委託」と言った括りで掲載されていることが多いです。
普通の企業で働いた方にとって、業務委託という言葉に聞き馴染みがなかったり、私自身転職する際にどちらが良いのか分からず困った経験があるので、今回は違いやそれぞれのメリット・デメリット、私自身のおすすめについて紹介させていただきます。
正社員としてトレーナー転職をする場合
まずは、正社員としてトレーナー転職をする場合について解説していきたいと思います。
正社員ですので、所謂一般企業と大方待遇は変わらないことが多いですが、一般企業の違いも含めてメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット①:休日や福利厚生がしっかりしているケースが多い
正社員採用となると、労働基準法に則って年間休日が定められており、有給休暇や会社によっては家賃手当等も支給されるところも多いです。
しっかり休日があることで日々の勤務とのメリハリもつけやすいですし、勉強やスキルアップの時間に充てることもできますね。
メリット②:給与が安定している
後述しますが、業務委託や個人で働く場合、セッション1本あたりの単価が売り上げとなりその売り上げが直接自身の報酬となります。
ただ、正社員である以上、基本給に加えて残業代(固定やみなしでもらえる場合もある)、交通費、インセンティブ等が規定されている場合が多く、セッション本数に左右されず安定して報酬を得ることができます。
会社によってはボーナス(賞与)を出してくれる会社もあるので、一般企業と同じような待遇を受けられることも魅力ですね。
メリット③:マネージャーや運営側に回ることも可能
こちらは店舗展開を行なっているパーソナルジムにありがちなことなのですが、トレーナーとして優秀な働きをしている人をエリアマネージャーやスーパーバイザーといった運営側に回したり、店舗開発や研修担当といった会社を裏で支えていくポジションに引き上げてくれる場合があります。
トレーナーとして長く働きたい人にとっては、無用なことですがパーソナルトレーニングを通して人々の健康づくりに携わりたいというような熱意の高い人にとっては、運営側に回ることはより多くの方に自信の影響を及ぼすことができるので、よりやりがいを持って仕事ができるでしょう。
運営側の給与ベースはトレーナーより高くなるケースも多くあるので、トレーナー時代より安定して給与が保障されるのも魅力的ですね。
デメリット①:給与に天井があり、大きく稼げない
先ほど、正社員のメリットとして給与が安定しているとお伝えしましたが、安定している分大きく稼ぐことは難しいでしょう。
正社員のパーソナルトレーナーの平均的な給与ベースが18万円〜25万円のレイヤーに落ち着くと思われます。
セッションインセンティブが発生し、月間150本以上セッションを行う人気のトレーナーでも、35万円〜45万円までが天井になるでしょう。
150本程平均してセッションを行うようになったのであれば業務委託の方が稼げるケースが多いので、変更してもらえる職場であれば変更を希望するのも手ですね。
デメリット②:一般の会社と比べると福利厚生や待遇はよくない
一般の会社から転職された方の多くは、福利厚生や待遇に関して整っていないと感じるかもしれません。
私が過去に勤めた会社でも、賞与は2年目からだったりそもそも金額が年1ヶ月なかったりと一般の企業に比べると待遇は良くありません。
退職金制度に関してはほとんどの会社でないケースが多いので、一生勤めると言うよりは経験を積むことを目的に入社するくらいの気持ちでも良いかもしれません。
業務委託としてトレーナーに転職する場合
続いて業務委託として、トレーナーに転職をする場合について解説していきます。
メリット①:時間に縛られずフリーな働き方を享受できる
業務委託と正社員の違いの一つに、正規雇用ではないため時間的な拘束は比較的緩くなります。
正社員であれば、1日8時間労働〜を行わなければならないですが、業務委託に関しては「顧客へのトレーニング指導業務を委託されている立場」になるため、顧客の予約が無い時間帯はフリーにすることができます。
稼ぎたい人は正社員以上に勤務することもできますし、休みを優先して働くことも可能です。
メリット②:セッション単価と本数によっては大きく稼ぐことが可能
業務委託の大きな強みとして、正社員トレーナーよりも稼げる可能性が高いと言うことです。
業務委託はセッション1本あたりいくらの契約になるので、セッションを行えば行うほど報酬も増えていきます。
特にフィットネスクラブとの業務委託契約であれば1本あたり5,000円〜8,000円ほどもらえるケースが多いので、150本ほど月にセッションを行うとすると、750,000円〜1,200,000円稼げる計算になります。
正社員と同じ業務をこなしていたとしても、セッション本数が多くセッションあたりの金額が高いほど業務委託は稼げるので、稼ぎたい方にはオススメの働き方かもしれないですね。
デメリット①:セッション本数によっては報酬が大幅に下がってしまうケースがある
先ほどメリットの1つとして大きく稼げるというようにお伝えしましたが、裏を返すとセッション本数やセッション料金によってはかなり報酬が下がってしまいます。
フィットネスクラブであれば、1本あたりのセッション料金も高く設定することができますが、多くのパーソナルジムでは1本あたり1,500円〜4,000円になってしまうので、稼ぐためにはフィットネスクラブとの契約が良いかもしれません。
セッションの本数も店舗や業態、自身の実力に大きく左右されるので、どこと契約するかは見極めていく必要があります。
デメリット②確定申告など自身で行う業務が多い
業務委託契約となると、個人事業主になるため確定申告等の税務面を自身で全て行わないといけません。
もしくは、個人で税理士と契約する必要があります。
トレーナーとしてのレベルアップのための勉強と、実際の業務の両立だけでも大変な中、税務面の業務を行うとなるとかなりの負荷がかかってくるということも自覚する必要があります。
まとめ&ぐんそーの私見
いかがだったでしょうか?
ここまでの内容を簡単に下記にまとめましたので、再度ご参照ください。
ここまでの内容を踏まえて、ぐんそーの私見を述べさせていただきます。
私は正社員も業務委託もどちらも勤務したことがありますが、その上でまず転職する際にお勧めできるのは「正社員」です。
最初にトレーナーとして転職する際はどうしても不安がつきものです。
本当にうまくいくのか、自信の選択は間違っていなかったのか、お客様により良いサービスを提供するにはどうしたら良いか、もっと成長するには何をしたら良いか。
その不安の中に、金銭的な不安が介入してきたり、税務面の勉強が増えてくるとどうしても一杯一杯になってしまって、トレーナーとしてのレベルアプに時間を咲くことが難しくなってしまうかもしれません。
まずは、正社員として勤務と休みがしっかり分かれており、その上で研修制度やインセンティブなどがしっかりしているパーソナルジムに就職するのが良いでしょう。
その上で知識やスキルを積み重ねたのちに業務委託で働くことをお勧めします。
引き続き、トレーナー転職に関する記事を投稿していきますので、引き続きよろしくお願いいたします。
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